千葉 今回は、LINEの広告でよく見かける「FCM資産援助金」について、詳しくお伝えしていきます。
「資金援助8億6000万円」
「貴殿は現在、上記金額を受け取る権利が御座います」
いきなりこんな金額を見せられたら、何かの間違いでも一度は確かめたくなりますよね。
生活が苦しいときほど、本当だったら…と思ってしまうのも無理はありません。
実際に広告からLINEに進み、届いたメッセージを3日分見てきた結果…
FCM資産援助金は、大金がもらえる話ではなく詐欺の疑いが強いと判断しました。
何もしないで大金が振り込まれる話は、残念ながらありません。
ここから詳しくお伝えしていきますが、自分の力で少しずつ収入を増やしたい方には、私が今取り組んでいる副業をLINEで紹介しています🌸
FCM資産援助金は詐欺?
FCM資産援助金に登録して届いた案内を確かめた結果、お金を受け取れる話ではなく、詐欺の疑いが強いと判断しました。
広告の一番上には、こう書かれています。

(公式広告より引用)
「政府直轄の公認還付です」「17名の対象者へ特別なお知らせ」と、選ばれた人だけがもらえるお金だと言い切っていますね。
千葉 ところが、LINEに進むと話が変わります。
「あなたのご負担は0円」と言っていたのに、受け取る前にコンビニで電子マネーを買うよう案内されたんです。
そのうえ期限は毎日のように延び、そのたびに「罰則」「訴訟」という言葉で急かされました。
何が届いたのかは、このあと画面を見せながら順番にお伝えします。
お金に困っているときに8億円と言われたら、すがりたくなる気持ちは分かります。
でも、お金を増やすには、やっぱり自分で稼ぐしかないんです。
今回のFCM資産援助金に、手数料を払うのはもったいないです。
自分の手で収入を増やしていきたいなら、私が今取り組んでいる副業をLINEで紹介します。
副業の情報は、数か月もすれば中身がすっかり入れ替わるもの。
様子を見ているうちに差が開いてしまう前に、気になった今のうちに気軽にメッセージしてくださいね。
FCM資産援助金とは?Farallon Capital Managementの名前を使った支援金
FCM資産援助金とは、米国の投資会社「Farallon Capital Management(ファラロン・キャピタル・マネジメント)」の名前を出して、大金を渡すとうたう支援金のことです。
FCMは、この会社の頭文字。
広告では、資産援助金について次のように説明されていました。

(公式広告より引用)
「当局とFCMは提携し、支援のお話を受けるも『未だに受け取ったことがない方』へ資産援助を行っております」。
今まで支援金をもらい損ねてきた人に、まとめて渡しますという話です。
無料でもらえるなら…と興味が湧く方も多いと思いますが、さすがに都合が良すぎる気もしますよね。
「受給権利者は17名のみ」と「本日中」
広告には、選ばれた人数と期限も大きく書かれていました。

(公式広告より引用)
「受給権利者は17名のみ、貴殿はそのうちの1人です」。
さらに、受け取りの期限は今日だけだと言われます。

(公式広告より引用)
「受付の期限は本日中」と書いて、その下にLINEのボタンが置かれています。
17人だけ、今日だけ、と言われると、考える前にボタンを押したくなりますよね。
「これまでの給付実績」に並ぶ声
広告の後半には、実際に受け取ったという人の声も載っていました。

(公式広告より引用)
通帳アプリの残高は「860,037,881円」で、「日本の生涯年収を超える金額」「これで救われます」という感想が添えられています。
ただ、名前は「M様」だけで、本人かどうかを確かめる手がかりはありません。
千葉 では、このボタンからLINEに進むと、何が届くのでしょうか。
FCM案内窓口のLINEに登録して検証
FCM資産援助金の広告からLINEに進むと、2つのLINEを通って、手数料の支払いを求められる流れになっていました。
11月5日に広告のLINEボタンを押し、11月3日から3日分届いたメッセージを全部確かめています。
進んだ順番は、こうです。
| 順番 | 出てきたもの |
|---|---|
| 1 | 広告の「LINE登録はこちら」 |
| 2 | 1つ目のLINE「FCM案内窓口」 |
| 3 | 「簡単ワンステップ認証」のリンク |
| 4 | 2つ目のLINE「【8億6000万】受付窓口」 |
| 5 | 手数料の案内と、1時間ごとの催促 |
まずは、1つ目のLINEからです。
FCM案内窓口は「本人確認」と「口座情報」
1つ目のLINE「FCM案内窓口」からは、受け取りの手順が届きました。

(FCM案内窓口のLINEより引用)
手順は2つで、1つ目が「簡単ワンステップ認証」、2つ目が「口座登録」。
「予め口座情報をご用意ください」
「あなたのご負担は0円で8億6000万円全額をお受け取りいただけます」
負担0円とはっきり書かれていたので、ここで安心した方も多いと思います。
認証の先は「【8億6000万】受付窓口」
認証のリンクを押すと、「【8億6000万】受付窓口」という別のLINEが友だちになりました。
最初のメッセージには、こんな一文が入っています。

(【8億6000万】受付窓口のLINEより引用・名前は伏せています)
「政府罰則対象」「各種社会保障の資格停止対象」
お金をもらう話のはずが、受け取らないと罰を受けるという話に変わっています。
2つのLINEが言ってきたことを分けると、こうです。
| LINEの名前 | 言ってきたこと |
|---|---|
| FCM案内窓口 | 本人確認と口座情報・負担0円 |
| 【8億6000万】受付窓口 | 罰則・手数料・期限の催促 |
千葉 1時間ごとに届く催促
この「受付窓口」からは、毎時2分ごろに1通ずつメッセージが届きました。
11月4日だけでも、朝7時台から夜9時台まで十数通が届いています。
返事をしていないのに、「何時ごろまでに決済対応を完遂させる予定でしょうか?」と問い詰める文面まで来ました。
夜中に通知が鳴り続けたら、落ち着いて考えるのは難しいですよね。
その中で何度も出てくるのが、手数料の話です。
FCM資産援助金の「負担0円」は本当か?手数料はビットキャッシュ
FCM資産援助金の「負担0円」は本当ではなく、2000円分の電子マネー「ビットキャッシュ」を買って番号を送るよう求められました。
おかしいのは、同じ1通のメッセージの中で、手数料の説明が食い違っていることです。

上で「手数料は完全無料」と書いた数行下に、「手数料→『2000円』」と並んでいます。
無料と言った同じメッセージで、2000円を払わせようとしているんです。
ここまでに出てきた手数料の言い方を並べると、こうなります。
| 出てきた場所 | 手数料の書き方 |
|---|---|
| 広告 | ご負担は0円 |
| FCM案内窓口 | あなたのご負担は0円 |
| 受付窓口の上の段 | 手数料は完全無料 |
| 受付窓口の下の段 | 手数料→2000円 |
0円が3回続いたあとで、最後だけ2000円に変わっています。
続けて送るよう言われたのは、ビットキャッシュの「ひらがなID16文字」と、8億6000万円の振込先の口座情報でした。
ビットキャッシュの買い方まで案内される
払い方についても、別のメッセージで細かく説明がありました。

(【8億6000万】受付窓口のLINEより引用)
コンビニ、ヤマダデンキ、ドン・キホーテと、買える店まで並べてくれています。
ビットキャッシュとは、お店で買うと16文字のひらがなIDが渡される電子マネーのこと。
そのIDを相手に送ると、2000円分を相手が自由に使えるようになります。
ビットキャッシュの会社も「買え買え詐欺」と注意している
この払い方については、ビットキャッシュを出している会社自身が公式サイトで注意を呼びかけていました。

ビットキャッシュ公式「買え買え詐欺にご注意ください。」には、手口の例として「宝くじ高額当選の受取り手続きにかかる手数料」が挙げられています。
大金を受け取るための手数料として、ビットキャッシュを買わせる。
FCM資産援助金のLINEで言われたことと、そのまま重なります。
「ひらがなIDを教えることはお金を渡すことと同じです」
国民生活センターの見守り新鮮情報(2024年11月)でも、「コンビニ等で電子マネーを購入するように指示し、番号を教えさせる方法はすべて詐欺です」と書かれていました。
国民生活センターの2024年4月の注意喚起も、見出しで「電子マネー番号を伝えない!」と呼びかけています。
千葉 2000円を払ったところで、大金が入ってくる根拠はどこにもありません。
むしろ一度払うと、次は別の名目で追加を求められる心配のほうが大きいと思います。
コンビニに行く前に、一度手を止めてください。
払うかどうかを一人で決めなくて大丈夫です。
支援金で遠回りしかけたとしても、自分で収入を作る道を諦めるのはまだ早すぎますよ。
迷ったときは、気軽にLINEで聞いてくださいね🌸
FCM資産援助金の期限と罰則は本当?
FCM資産援助金の期限と罰則は、どちらも信じなくて大丈夫です。
期限は毎日のように延び、人数の数え方も合っていませんでした。
広告にも、罰則の話ははっきり書かれています。

支援金を受け取らなかったことで、年金や生活保護などが止まる国の制度は見当たりません。
「受け取らないと罰を受ける」という話そのものが、急がせるための言葉だと考えてください。
警察庁の特殊詐欺の手口一覧にも、「還付」に必要な手続きを装う手口や、未払いを口実にお金を求める手口が並んでいます。
広告の「政府直轄の公認還付」も、LINEの「罰則」も、この一覧の言葉とよく似ています。
「本日15時まで」が3日続いた
期限の話は、3日間でこう変わりました。
| 日時 | 届いた期限 |
|---|---|
| 11月3日 13時 | 15時が期限です |
| 11月3日 午後 | 特別延長決定:本日21時まで |
| 11月3日 22時 | 明日の15時までは延長 |
| 11月4日 朝 | 本日15時までの延長を確保 |
| 11月4日 夜 | 特別延長決定:明日15時まで |
| 11月5日 6時 | 本日15時までの延長を確保(同じ文面) |
「これ以上の猶予は難しい見込みです」と書かれた同じ文面が、11月4日の朝にも5日の朝にも届いています。

(【8億6000万】受付窓口のLINEより引用)
「最後の延長」が毎日届くので、期限そのものがあって無いようなものです。
「訴訟問題へ発展」とまで言われた
11月4日の昼には、さらに強い言葉が届きました。

「受け取らなかった場合、貴方が訴訟問題へ発展してしまう可能性も御座います」。
支援金をもらわなかった人が訴えられる、という話は聞いたことがありません。
読んだ人を怖がらせて、2000円を払わせるための一文に見えます。
「17名」と「他17名」で人数が合わない
人数の話も、メッセージによって変わっていました。

(【8億6000万】受付窓口のLINEより引用・名前は伏せています)
一覧では「対象者は17名」で、自分以外の16人の名前が並んでいます。
ところが訴訟の話をしたメッセージでは、「他17名の対象者」になっていました。
自分を入れて17人のはずが、自分以外で17人に増えています。
人数が出てきたメッセージを並べると、こうなります。
| メッセージ | 書かれていた人数 |
|---|---|
| 対象者の一覧 | 17名(自分以外は16人) |
| 11月4日の朝 | すでに16名が完了済み |
| 11月4日の13時 | 他17名の対象者 |
数えるたびに人数が変わる「名簿」を、そのまま信じるのは難しいですよね。
11月5日の朝には、「どこのATMでも8億6000万円を引き出していただく事が可能」「無税」というメッセージまで届きました。

(【8億6000万】受付窓口のLINEより引用)
千葉 「罰則」や「訴訟」と言われると、すぐに返事をしないといけない気がしてきますよね。
でも、その場で返す必要はありませんし、全部一人で考えなくても大丈夫です。
誰かに一度話してみるだけで、気持ちがずいぶん落ち着くものです。
私が今取り組んでいる副業のことも含めて、気軽に相談してくださいね。
FCM資産援助金の口コミ・評判は?
実際に8億6000万円が振り込まれたという声は、探しても1件も見つかりませんでした。
Yahoo!知恵袋とnoteで「FCM資産援助金」「FCM案内窓口」と調べても、受け取れたという書き込みは出てきません。
良い評判として目に入るのは、広告の中の「給付実績」だけです。
ただ、広告の注意事項には、こんな一文がありました。

(公式広告より引用)
送金は「銀行振り込みのみ」と書いておきながら、こちらが払う手数料はビットキャッシュ。
運営がお金を送るときは銀行なのに、こちらからお金を取るときだけ、番号を送れば済む電子マネーなんです。
「16名が完了済み」の声も見当たらない
LINEでは「すでに16名が完了済み」と何度も言われました。
それなのに、その16人の喜びの声はネットのどこにも出てきません。
本当に8億円以上が16人に振り込まれていたら、1人くらい書き込んでいてもよさそうですよね。
千葉 では、このFCM資産援助金は、いったい誰が運営しているのでしょうか。
FCM資産援助金の運営情報は?
FCM資産援助金の運営者は、広告とLINEのどこにも書かれていませんでした。
広告ページの一番下にあるのは、「Copyright © 資産援助」という一行だけです。
最後のLINEボタンの下は、こうなっていました。

「資産援助」は会社の名前ではなく、支援金の呼び名そのものです。
会社名、住所、電話番号、責任者の名前は、どこにも見当たりません。
ネットで何かを売ったりお金を受け取ったりする事業者は、特定商取引法(ネット販売のルール)で、名前や住所を広告に書くことが決められています。
確かめたことを並べると、こうなります。
| 確認したこと | 分かったこと |
|---|---|
| 会社名・住所 | 広告にもLINEにも無い |
| LINEの名前 | FCM案内窓口・受付窓口 |
| 名前を出した会社 | 米国の投資会社 |
| 処分・注意喚起 | この支援金への日本の発表は無し |
Farallon本人は「一切関係がない」
広告が名前を出しているFarallon Capital Managementは、米国に実在する投資会社です。
その会社自身が、公式サイトの注意書き(2026年8月12日)で、名前をかたる人たちに注意を呼びかけていました。
「第三者によるこうした仕組みはFarallonが認めたものではなく、Farallonとは一切関係がありません」(私の訳)
さらに「社員がチャットグループやウェブサイトを通じて取引することはない」とも書かれています。
Farallonの名前は勝手に使われているだけで、Farallonに落ち度があるわけではありません。
広告の「当局とFCMは提携し」という一文も、名前を使われた会社が否定していることになります。
千葉 最後に、ここまでの内容をまとめます。
FCM資産援助金の8億6000万円は受け取れない|まとめ
FCM資産援助金は、大金が振り込まれる話ではなく、手数料を払わせる詐欺の疑いが強い支援金です。
理由は次の3つです。
- 「手数料は完全無料」と同じメッセージで2000円分のビットキャッシュを求める
- 「本日15時まで」の期限が毎日延びるうえ、罰則や訴訟で急かす
- 運営者の名前が無く、名前を使われたFarallon本人が関係を否定している

「あなただけに8億円」のような甘い言葉には、たいてい裏があります。
正直に言うと、私も昔、お金のことで焦って失敗しました。
家族のために早く何とかしなきゃと思い込み、よく確かめないまま副業詐欺に遭ってしまったんです。
残ったのは借金だけで、誰にも打ち明けられず、しばらく一人で抱え込んでいました。
そこからネットビジネスを一から学び直して、今はお金と時間の両方に、少しゆとりが持てるようになりました。
だからこそ、「受け取るための手数料」に、大切なお金を使ってほしくないんです。
もし今、こんな気持ちを抱えていませんか?
- 生活費が足りなくて、少しでも収入を増やしたい
- 支援金や給付金の話に、すでに何度かお金を払ってしまった
- 何から始めればいいのか分からず、一人で調べ続けている
どれか一つでも当てはまるなら、私のLINEを追加してみてください。
LINEでは、私が今取り組んでいる副業や、関わってはいけない危険な情報をお知らせしています。
登録しておくだけでも大丈夫なので、次に怪しい支援金の案内を見たときに思い出してもらえたら嬉しいです。
もらえるのを待つより、自分で少しずつ収入を作るほうが、ずっと確かです。
稼ぎ方の情報は次々に入れ替わるので、知っている人とそうでない人の差は開いていく一方。
一人で探し続けて取り残される前に、まずは私が今取り組んでいるものを知っておいてください。
気になった今のうちに、気軽にメッセージしてくださいね🌸